永本建設株式会社｜子育て応援宣言企業

木を活かし、人を育む。地域とともに歩む家づくり

永本建設株式会社は、広島県産材を活用した注文住宅を中心に、リフォームや土木工事まで幅広く手がける地域密着型の企業です。「木を伐って、木を使う」循環型の家づくりを通じて、地域林業の振興にも貢献しています。また、寺社仏閣の修復や中規模木造建築など、伝統技術を受け継ぐ大工の手仕事にも力を入れており、地域の建築文化を守りながら新しい世代へ技をつなげています。常務取締役・永本和磨さんは「社員が安心して子育てできる職場であってこそ、お客様に安心を届けられる」と語っており、その理念が社内全体に浸透しています。社員一人ひとりが家族を大切にしながら、安心して働ける職場づくりを目指しています。

育休が“特別”ではなく“自然な選択”に

同社では、男女問わず育児休暇を取得できる文化が根づいており、男性は平均2週間、女性は1年以上の取得が多くなっています。出勤や退勤時間の調整、短時間勤務などにも柔軟に対応しており、家庭のリズムに合わせて働ける環境が整っています。社員同士の協力体制も強く、行事や急な呼び出しにも理解があるため、子育て中でも安心して働けます。

【建築事業部大工課・Sさんのコメント（30代男性社員）】

「4歳児、1歳児とお腹にもう1人子どもがおりますが、率先して育休取得を促してくれる環境はとても恵まれていると思います。育休だけでなく、会社提携保育園のおかげで日々の子育てにも少し余裕ができたと思います。子どもは元気いっぱいな反面、突然病気にもかかりますが、突発的な休みにも対応していただけるので助かっております。」
このように、家庭と仕事の両立を会社全体で支える文化がしっかりと根づいています。

子育て世代を支える制度と温かな風土

本社前にある提携保育園を無料で利用できる制度があり、送り迎えの負担が軽減されています。体調不良など急な対応もスムーズで、子育て世代の安心感につながっています。
さらに、奨学金返済支援制度や小学校入学までの時短勤務制度、結婚記念日や子どもの誕生日に休める「アニバーサリー休暇」などの制度も整備しています。
厚生労働省「健康経営優良法人」にも認定されており、社員の心身両面をサポートする仕組みを構築しています。こうした子育て支援の充実は採用にも良い影響を与え、近年は女性社員が増加しています。「家庭を大切にしながら長く働ける」という声が多く寄せられています。

未来の職人と家族を育てる“こども工務店”

永本建設の子育て応援の取組は、社員の家族だけでなく地域にも広がっています。中高生の職場体験や大学生インターン、木工教室などを通じて、年間30〜50人の子どもたちに学びの場を提供しています。2024年からは、こどもの日に開催する「こども工務店」も始まりました。子どもたちが小屋を建てたり木の足場を組んだりする体験を通して、親子で“ものづくり”の楽しさを実感できます。職人たちもこの日ばかりは笑顔で子どもたちとふれあい、現場とは違う温かな表情を見せています。「社員の子どもも地域の子どもも、一緒に成長していける」そんな温かなつながりをこれからも育んでいきます。

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