中本造林は杉の植林、育林、伐採、製材、加工、販売まで行う木質建材一貫生産メーカー。太田川源流のある吉和の森で、環境保全に取り組みながら、杉の魅力を伝えることで木造建築を増やし、街中が『第二の森林』になるように脱炭素社会へ貢献していきます。
中本造林株式会社で働く若手社員さんのお仕事スタイルをご紹介します。

廿日市の好きなところを書いていただきました!
製造部 製材係/2018年3月入社
Y.S.さん
建築への興味から広がった、木の世界への挑戦

Sさんは中学生のころから大工を志し、高校では建築科でCADや家づくりを学んでいたといいます。組み立てよりも梁や外壁に関心を持ち、「木をきちんと扱っている」と感じたことが入社のきっかけになったとのことです。
現在は製材を担当し、焼杉になる板を切り、乾燥させ、仕上げる作業を行っています。最初は体力的に大変だったものの、続けるうちに楽しさが増し、今では「大変よりも楽しい」と感じていると話します。木材を扱う中で丸太の良し悪しを見分けられるようになり、今では山そのものへの関心も深まっているそうです。
仲間と支え合い、木とともに成長する日々

吉和を中心に約2,000ヘクタールの山を管理し、造林部では間伐などの業務も行っています。木を植え、育て、伐採し、循環させる仕組みに関わることは、みなさんの大きなやりがいにつながっているそうです。
「仲間と協力してノルマを達成したときの達成感や、危険箇所を指摘し合える信頼関係も魅力です」とSさんは語ります。休日は映画や買い物を楽しみ、最近ではJAS規格の資格も取得したそうです。
職場は人間関係が良く、先輩が何でも相談に乗ってくれる環境で、「給料だけでなく、人とのつながりや会社の真も魅力に感じて選んでほしい」とのメッセージを寄せていました。
私たちの会社のここが自慢!
- 社会貢献活動への取り組み(森林保全、SDGsをテーマにした林業体験ツアーの開催)
- 廿日市の全小学校にサッカーボールを寄贈
- エディオンピースウィング広島や宮島口旅客ターミナルで商品が使用!
- 廿日市市吉和に独身寮あり
~担当者より~
総務部 部長/岡本 康男さん
学校で木について学ぶ機会は少なく、多くの社員もゼロからのスタートです。「自然が好き」「木っていい」その気持ちがあれば大丈夫。木に触れ、深く知り、日本・世界から求められる素敵な商品を一緒に作りましょう。

<企業情報>
中本造林株式会社
| 創業年月日 | 1959年7月 |
| 所在地 | 廿日市市栗栖508 |
| 本社所在地 | 同上 |
| 事業内容 | 造林・製材・木製品製造 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 従業員数 | 正社員84名、パート・アルバイト11名 (2025年9月時点) |
| ホームページ | https://www.nakamotozourin.co.jp/ |



