100年先も愛されるもみじまんじゅうを 伝統の製法と味を守るために変わり続ける|株式会社藤い屋

宮島でもみじまんじゅうを作り続けて98年。北海道産の小豆を材料に、島内の自社工場で製造するあんを使い、職人の手仕事で焼き上げます。伝統を守りつつ、あんを使った新しいお菓子や和と洋の垣根を超えた商品を展開し、次の時代に向けた新しい菓子文化を目指しています。

藤い屋のもみじまんじゅうは、G7広島サミットで広島県産品のお茶菓子としてふるまわれました。

宮島本店営業部で働く篠田瑞貴さんのお仕事スタイルをご紹介します。

宮島本店 営業部販売/ 篠田 瑞貴(しのだ みずき)さん
2019年3月入社

広島ならではの仕事がしたくて

大学時代を広島で過ごした篠田さん。卒業後は広島ならではの仕事がしたいと考え、国内外のお客様でにぎわう宮島でもみじまんじゅうの販売をしています。

篠田さん「『ここのもみじまんじゅうが一番好き』と言っていただけることが嬉しくて、励みになっています。」

就職活動時、藤い屋が大切にしている『変わらないために変わり続ける』という言葉が心に響いたといいます。ものづくりをしていく上で進化は大切。一方で100年の伝統をしっかり守っていくんだという考えに共感したことも、藤い屋で働きたいと思った理由でした。

藤い屋では、100年先もたくさんの方にもみじまんじゅうを食べていただくため、あんこに親しんでもらえる新商品の開発や自社農場での小豆研究など、常に新しいことに前向きに挑戦しています。

宮島に藤い屋に来てよかったと思っていただける接客を

宮島本店では、焼き立てのもみじまんじゅうをお茶と一緒に楽しんでもらうことができます。

お客様の目線に立ち、どうすると喜ばれるかをいつも考えているという篠田さん。おまんじゅうとお茶を提供した方に、
「お土産も買いたいんだけど、ぜひあなたにお願いしたい」
と言っていただいたうれしい経験もあります。

外国からのお客様も多いため、理解してもらえるよう表情やしぐさなども大切にしています。

お客様が笑顔になり、宮島そして藤い屋に来てよかったと思っていただけるようにとの思いで、大好きな接客の仕事に励んでいます。

私たちの会社のここが自慢!
・自然環境を守るための取り組み
環境、資源に配慮した紙素材・インキで製造される藤い屋のギフトボックス。
包装紙を使用せず、そのまま贈り物にすることを意識したおしゃれなデザインです。
・耕作放棄地を活用した「藤い屋はつかいち農場」での小豆栽培
広島での小豆栽培方法を研究しています。農薬や化学肥料は使用せず、工場から出る食物残渣を肥料にしています。
・カープ観戦チケット
・永年勤続表彰制度

~担当者より~ 総務部・総務部長 土肥 正茂さん
大正14年に宮島で創業した藤い屋は、90年以上に渡り常に素材と向き合い、創業当時よりもみじまんじゅうを作り続けてまいりました。伝統の製法を今にいかし、菓子の未来へとつなぐ生産工場、素材を育み研究する「畑LABO」、できたての美味しさを伝えるベーカリーやショップ、カフェ。さらに今までになかったお菓子をつくり、悦びをお届けしたいという想いがあります。四季折々の美しい感動をくれるもみじのように揺るぎない、けれど新しい美味しさを求めてゆきます。変わらないために変わり続ける、宮島藤い屋です。お菓子好きな皆様、お待ちしております。

株式会社藤い屋
創業 : 1925年3月
所在地 : 廿日市市宮島町1129
支店所在地 : 広島市佐伯区
事業内容 : 菓子製造販売、製餡、飲食
資本金 : 5,000万円
従業員数 : 178名(正社員129名、パート・アルバイト49名)
ホームページ:https://www.fujiiya.co.jp/