お菓子ひとつひとつに感謝の気持ちを込めて|株式会社やまだ屋

2022年10月に創業90年を迎えた、株式会社やまだ屋。広島・宮島みやげの代表格であるもみじ饅頭を製造、販売しています。

生産本部で箱詰めを担当している、中光千雅(なかみつちか)さんのお仕事スタイルをご紹介します。

生産本部 箱詰担当 中光 千雅(なかみつちか)さん
2019年4月入社
TVドラマのことならおまかせ。お休みの日は話題のお店でランチを楽しむ。

大好きなお菓子に関われる仕事

中光さんは小さい頃からお菓子を作るのが大好きで、大学では食品に関わる学科を専攻しました。

中光さん「やまだ屋は、広島を代表するお菓子の製造販売元として、県内外で多くの方に馴染みのある会社です。そこでお菓子作りに携われること、そして広島・宮島を訪れてくださった方に、ひとつの思い出となるような商品を届けることができるこの仕事に魅力を感じました。」

現在はピロー包装機の運用をしながら、個包装された約2 0 種類のお饅頭をひとつずつチェックしながら箱詰めを行っています。

定番の商品に加え、季節限定の商品もバラエティ豊かに展開されているやまだ屋のお菓子。

いつかたくさんの方に喜んでいただける新しい商品を開発したい、それが中光さんの目標のひとつです。

お客さまの喜ぶ顔を励みに

電車や街中でやまだ屋の袋を持っている方を見かけるとうれしくて、心の中で「ありがとうございます!」とお礼を言っているという中光さん。

おおのファクトリーで仕事をしていると、お饅頭を食べながら楽しく話をしているお客様や、はしゃいでいる小さなお子さんの笑顔を見ることができます。それが中光さんの大きなやりがいになっています。

創業は昭和7年(1932年)のこと。昭和19年には戦争による物資統制で砂糖が配給制になり、もみじ饅頭は製造中止に追い込まれた歴史があります。

令和の世の中になっても、コロナ禍という新たな試練に、お菓子と観光を事業の柱としているやまだ屋は大きな影響を受けました。

『お菓子づくりができるのは平和な世の中だからこそ。お菓子ひとつひとつに感謝の気持ちを込めよう。』

社員一同、思いをひとつにし、創業100周年に向けてお菓子を作り続けています。

ここが自慢!
★2022年10月に創業90年を迎えました。歴史ある会社です。

★社内研修旅行を実施。観光産業の勉強を兼ねたお楽しみ。

総務本部 課長 伏田 勝也さん
コロナ禍を始めとする世界情勢の混乱は、世の中の『あたりまえ』を大きく変え、当社の事業の両輪である観光もお菓子も大きな影響を受けました。決して『あたりまえ』ではない平和な世の中に感謝しよう。感謝の気持ちが込められたおいしいお菓子には笑顔を運ぶ力があることを信じよう。微力ながらも平和な毎日に貢献できることに誇りを持とう。そうした思いを胸に創業100周年に向けて共に挑戦していただける仲間を募集しています。

株式会社やまだ屋
●創業:1932年10月
●所在地:(本社)廿日市市宮島町835-1
(おおのファクトリー)廿日市市沖塩屋2-10-52
●支店所在地:広島県南西部に直営店10店舗、生産工場1か所
●事業内容:和洋菓子の製造・販売およびカフェ経営
●資本金:1,400万円
●従業員数:正社員139名、パート24名(2022年12月16日現在)
https://momiji-yamadaya.co.jp/